田園調布親睦会
田園調布親睦会館
 
地域の歴史
 
               田園調布親睦会の歴史

[シリーズその1]

会館前の石碑、調布稲荷神社等のご紹介

田園調布特別出張所に隣接して親睦会館があります。
この建物に向かって右側に、二つの石碑があります。一つは親睦会館新築記念碑として昭和四十一年に
建立されたものであります。もう一つは、昭和十四年に建立されたもので、昭和八年、旧会館を建設し、
三部落各々に分かれた稲荷大神の三社を合祀するに至る経緯が記されています。



稲荷大神三社の合祀により、調布稲荷神社として祀られています。
また、その右隣には、福徳商店街の繁栄を祈願して福徳弁財天が祀られています。元々は近くの六間
道路に面して有ったものが移築されたものです。
さらに、右隣に道路に面して庚申社が町の守りとして祀られています。



それぞれの石碑の裏側には、次のような文書が刻まれています。特別出張所に敷地の一部を譲渡する
前は、広大な敷地を有する自治会でありました。旧親睦会館、現親睦会館の建設、会の運営など、長年
にわたる先輩たちの労苦が偲ばれます。


【親睦会館新築記念碑】
昭和四十一年四月二十三日

本会は昭和四年発足し同八年旧親睦会館を建設したが 同二十一年第二次世界大戦後自治会の
解散命令を受け会館は一時若竹会館と改称し町内青年層の運営に委ねて之を維持して来た 
その後自治会の復活に伴い同二十八年名称を旧に復し同三十一年本会は社団法人の許可を受け
今日に至った
この新会館及び社殿は本会所有土地の内四七五.二平方米(一四四坪)を大田区田園調布特別出張
所敷地に提供し其代金を以て建設したものである 土地の売却建物及び社殿の新築に当っては
会員特に役職員の絶大な協力があったことを附記する

社団法人 田園調布親睦会長 落合銛行

落合銛行氏
第9代社団法人田園調布親睦会会長
区会議員(昭和22年〜42年)
第5代区議会議長(昭和26年)



【合祀記念碑】
陸軍中将 正四位訓二等功三級 矢野目孫一 謹書

初めこの界隈 俗称犬堀廻り小湧廻り 及び中丸の三部落に分たれ夫々の稲荷を分祀信奉せり 
吾等先住者は此等 稲荷大神の御加護に頼りて安穏に各々業務を營み来したり
偶々 昭和八年町会事務所 並に會館の建設せらるるや境内に三社を合祀し調布稲荷と奉名す 
その後 事務所敷地買収の實現せらるるに際し 吾等先住者は稲荷謝恩の微哀として 鎮座永
代地料として金壱千円を奉納す 茲に謹しんで稲荷社合祀の由来を記すと爾 云ふ

昭和十四年四月建之
寄附者名 29名記載あり
石工

矢野目孫一氏
第3代、第5代田園調布親睦会会長
以下、Wikipediaより抜粋
明治24年1891年、陸軍士官学校(士官候補生制度2期)卒業
明治37年1904年、第4軍の参謀として日露戦争に従軍 
昭和36年1961年、没 91歳